アメリカのジョージア州にある小高い丘に不思議なモニュメントがある。ジョージア・ガイドストーンと呼ばれ、英国にあるストーンヘンジの小型版のようにみえる。そのため、アメリカのストーンヘンジと呼ばれている。ストーンヘンジは紀元前3100年に建設されたのに対して、ガイドストーンは1979年と歴史的には新しい。
ガイドストーンがあるのは、ジョージア州の人口2万人の小さな田舎町、エルバート郡である。古き良き時代のアメリカを象徴するような町である。ここにだれが、何の目的で建てたのかは不明だが、「理性の時代の10戒律」と英語、スペイン語、スワヒリ語、ヒンズー語、ヘブライ語、アラビア語、中国語の8カ国語でメーセッジがピラミッドと同じ種類の岩に掘られている。
6枚の岩板の1つに新しい小さな、岩が追加されたのが9月に発覚、話題を呼んでいる。なぜかと言われば、ただ「2014」とだけ掘られているからである。だれが、何の目的で岩を追加したのか?元々書かれている「10戒律」と関連するメーセッジなのか?これから12月までの間に何か起きるのか?人々の関心を引きつける謎である。
ガイドストーンに掘られた10の戒律
1. 自然と恒久的にバランスを保つには、人口を5億人以下に維持する。
2. 出生率を賢明に制御する。
3. 人類を新たな言語で統合する。
4. 情熱、信念、伝統:すべての物事を安定した理由によって統制する。
5. 公平な法律と正しい法廷によって、人々と国家を保護する。
6. 世界法廷において紛争を解決しつつ、すべての国家を内的に統治する。
7. 些細な法律や不必要な役人職を排除する。
8. 個人の権利と社会的義務のバランスをとる。
9. 無限との調和を求めて、真実、美、愛を重んじる。
10.地球のガン(負担)とならないこと。