TRENDS Cafe

地球の陸地の中心にあったギザのピラミッド

ギザのピラミッドはエジプト第4王朝のクフ王の墓として知られる。巨大な古代建築物として威容を誇る世界7不思議のひとつとされるこのピラミッドは一方で、極めて精度の高い建築物をどのようにして建設したのか謎に包まれている。

事故機の機種が報道されない理由

羽田空港を離陸しようとしていた大韓航空の旅客機が滑走路上でエンジン出火して乗客が避難するという事故で羽田空港は混乱し、7万人の乗客に影響を与えた。

ターボファンエンジンの出火より前に部品が散乱したことからタービンブレードの破壊とみられる。メデイア各社はいち早く乗客が避難した際に30名が体調不良となり、消防車30台が現場に集合したことなどを細かく報道した。

ローン・スターの誇り

テキサス州(ローン・スター ステート)の特殊性はその経緯からくる高い独立精神とカリフォルニア州と並んで全米屈指の広大な土地と産業がその背景にあることは確かだろう。いまではしかし白人の人口は45%でヒスパニック系が38%となった。それでも独立記念日には市民は盛大なパレードで盛り上がる。

ネクタイを切られるステーキハウス

テキサス州やダラスは(観光地として)有名ではないが米国中西部の中心にあって、石油産業、航空機、電子産業において米国を支える存在である。仕事の関係でダラスに滞在した筆者のお気に入りのステーキハウスを紹介したい。

珈琲とクーデターの国ブルンジ

アフリカ中央の小国、ブルンジは人口1,000万のアフリカでも最貧国、幸福度調査国では調査国中で最下位。歴史的には植民地支配から独立後に貧困と内戦が待ち受ける「貧困の方程式」があてはまる。 植民地と独立を天秤にかけた末、アフリカの国々はほとんどがこの方程式に従う。が、そんな小国で1夜にしてクーデターが失敗した。

日本にハブ空港がない理由

韓国がハブ空港を目指していた仁川国際空港の利用客が減少して問題になっている。その理由は羽田空港の国際路線の拡充といわれている。確かに羽田の国際路線は滑走路の拡充に伴い、増大の一歩で、一昔前の「東京の玄関口」の活気が戻って来そうな気配だ。

スターバッックスの未来の責務

米スターバックスは、日本で焙煎所を併設した超大型のフラッグシップ店舗を設置する方針を明らかにした。現在国内に約1100ある店舗も増設を加速する強気の構えだ。60カ国に14万以上の社員を持ち年間100億ドルを越える売り上げで、グローバル企業の代表格となったスターバックスは最後のアメリカンドリームなのだろうか。

自分と家族を守る"Preparedness"

プレッパーズ(Preppers)という言葉をきいたことはないだろうか。この表現は比較的新しいが、冷戦時には核シェルターを家庭に備える人は非常に多く、学校でも核攻撃を受けた時の非難方法を叩き込まれた。上のような高度なシェルターでなく地下室をレンガで補強した簡易シェルター(下)はたいていの家庭にあった。

虚像で支える購買力

アジア諸国で巨大ショッピングモール(メガモール)が建設ラッシュであることは伝えた。トップ36の75%は発展途上のアジアに建設されている。とてつもない規模のメガモールはコンテンツの豊富さ(テナント、レストラン、レクリエーション)で、人々の購買欲を満たすとともに、手の届かない高級ブランドを見せつけて人々の労働意欲をかきたてる。これは経済の活性化に一役買っている。上の写真はフイリピンのメガモール、モールオブアジア。

原油価格下落で燃油サーチャージはどうなる

エールフランスの「欧州各都市へ49,000円」というキャンペーンが目につく。シーズン中なら150,000万円は覚悟だから格安といえる。旅行期間:2014年12月1日〜2015年2月28日、サーチャージ、空港税別

パリ 49,000円(サーチャージ約25,000円、空港税2,600円を加えると74,000円)、ニース 49,000円(76,600円)、バルセロナ 49,000円(76,600円)

LinkNYC-ユビキタス化するNYC

スマホやタブレット、そしてそれ以前からあるモバイルPCたち。これらはいずれも動画やイメージ、オンラインゲームなどの膨大なデータをやり取りする。過去からすれば桁外れのデータ通信量の要求にキャリアが提供する3G、4G(注)でも追いつけない。若い人が集まる繁華街に迷い込むととたんに通信速度が低下する経験があるだろう。そういう場所であたりを見回すとスマホと格闘している。通信速度の不足にイライラしているのか真剣である。

STARBUCKS KEURIG

カプセル珈琲(注)が流行っている。Nespressoというエスプレッソメーカーやコーヒーメーカーで知られるKEURIG(上の写真)がある。

 

(注)英語ではCoffee Podsとかいわれるが、総称してSingle-served coffee capsuls、使い捨て文化の究極である。

給料を金で払う会社

シンガポールの会社BullionStarでは、従業員は給料を貨幣か金貨で受け取ることを選べるのである。BullionStarは日本の田中貴金属と同じで、金、銀、プラチナを中心に販売や保管サービスを行っている会社であるため、このような支払いシステムが特に可能かもしれないが、従業員の視点から見れば、うれしい選択である。

TOP1%に今すぐなる方法

貴方はそうした連中の仲間に入りたいと思っているだろうか。もし急いでTOP 1%に数えられたいのなら、いますぐ"1%"の世界に迎えられる方法があるのだ。残念ながらお金の世界の話ではない。珈琲の世界の話である。富の世界の1%の人々がTOP 1%の珈琲を味わっているのかはわからない。"1%"の人たちは株価の変動情報に釘付けで様々な珈琲を味わい極める暇はなさそうだから、せいぜいStarbucks Reserve程度だろう。

67.78兆円の株式取引キャンセル

東京株式市場で10月1日にアラームが鳴った。スウェーデン経済を上回る、67.78兆円の株式取引注文がキャンセルされたのである。トヨタ自動車、本田、ソニー、キャノンを含む日本を代表する42銘柄の株式取引のキャンセルであった。トヨタ自動車に限り、12.68兆円ほどの株式取引とされる。何が起こったのかといえば、株式注文の入力ミスである。これは、”fat finger error”(太い指による誤入力)と呼ばれている。パソコンのキーボードをたたいている時、太い指の人は、隣のキーに触れたりして、間違うことがあるところからくる。