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新政権発足で反EU色を強めるイタリア

 

3月のイタリア総選挙で反EUEUに懐疑的な立場をとる振興政党が勝利してから2カ月以上の政治空白がつづいている。当初から両党の間で隔たりがあり、フォルツァ・イタリアを率いるベルルスコーニ氏が連立の障害となっていた。ここに来てベルルスコーニ氏の了承と五つ星運動の歩み寄りで、中道右派連合と五つ星運動は13日に連立合意に達し、今週中にも新政権が発足する可能性が高まっている。 


最新の記事

Week of 21.05.2018

米朝首脳会議の中止で失われる北朝鮮の選択肢

 

トランプ大統領は24日、米朝首脳会談の中止を表明した。6月12日のシンガポールで予定されていた米朝首脳会談に向けて、水面下で調整が進められてきた。しかし、非核化の具体的な手順を巡り意見が対立、北朝鮮がここ数週間、米国との実務者協議に応じなかったことが、北朝鮮が合意した約束を守らなかったなどの理由で米朝首脳会談の中止が決まった。

25.05.2018

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ガリレオ測位システムから英国排除でEUとフランスが対立

ブレクジットの直接的な影響として英国のEUへの科学技術協力に多大な影響が懸念されていたが、ドイツがEUのガリレオ衛星計画から英国排除を排除しようとしたことで、EUとフランスに溝ができている。

24.05.2018

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イタリアのパラレル通貨は現実となるか

新政権樹立に向けて、イタリアの北部同盟と五つ星運動の両党は、欧州中央銀行(ECB)に対し、2,500億ユーロにのぼるイタリア政府の債務帳消しの要請の他、ユーロとの平行通貨、mini-BOTs’導入に合意、EUとの対立は本格化していきそうである。

21.05.2018

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ヒットラーの生存説に終止符か

モスクワで保管されていた歯の断片の調査を許可されたフランスの研究チームが、1945年、ヒットラーは青酸カリと銃弾によってベルリンで死亡したことを明らかにした。調査を行ったフィリップ・チャリエ教授は、歯は本物で、ヒトラーが1945年に死亡したことを証明したと結論付けた

20.05.2018

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異常気象を引き起こすジェット気流の渋滞

シカゴ大学の研究チームが、最新の研究で地球を巡る大気の流れであるジェット気流がある地域で滞ることが最近の異常の原因であることを明らかにした。研究チームによると、ジェット気流には高速道路にた終えられ、オーバーロードで渋滞のように気流が滞ると異常気象が発生する(Nakamura and Huang, Science online May 24, 2018)。

25.05.2018

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乳癌が冬眠するメカニズム~オートファジー

メリーランド州ベテスダ国立癌研究所(NCI)の研究チームは、乳癌細胞が臓器の他の部位に休眠し時間を置いて再発するメカニズムを明らかにした(Vera-Ramirez et al., Nature Comm. 9: 1944, 2018 )。研究チームは、ヒト細胞と生きたマウスを用いた実験で、薬剤や遺伝子操作でこのメカニズムを無効にすると、癌細胞が損傷しその増殖能力が阻害されることを見出した。

23.05.2018

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垂直配列液晶分子膜による高性能スーパーキャパシタ

ドレクセル大学の研究チームは、同大学が2011年に発見したエネルギー貯蔵機能を持つMXeneシートの自己集合現象に注目した。機能性2Dナノマテリアルの電極膜は、迅速なイオン輸送と市販の炭素電極と同等以上の電荷蓄積性能を持つことを明らかにした(Xia et al., Nature 557, 409, 2018

21.05.2018

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バッテリーの秒速チャージを可能にする3Dナノアーキテクチャ

コーネル大学の研究チームは、この要求に応えるために、秒速チャージの可能性を秘めたエネルギー貯蔵システムを開発している。そのアイデアとはバッテリーのアノードとカソードを非導電性セパレータの両側に配置する代わりに、エネルギー貯蔵に必要な数千個のナノ孔を有する自己組織化3Dナノ構造を相互に連結するものである(Werner et al., Energy & Environmental Sci. 5, 2018

20.05.2018

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   最近の記事

Week of  14.05.2018

コンゴ都市部で脅威となったエボラ出血熱

アフリカ中部のコンゴ民主共和国の人口約120万人の都市部で17日、エボラ出血熱感染者が確認された。11日にエボラ出血熱が農村地域で発生してから、感染者44人、うち23人の死亡者がでている。確認された感染者は、今回流行が始まった町ビコロから150キロ離れた都市部(西部・赤道州都市ムバンダカ)で、コンゴの首都キンシャサ(人口1,000万人)の上流に位置していることから、今後感染が拡大していくのが懸念されている。

18.05.2018

Updated 18.05.2018 18:36 JST

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北朝鮮が排除したい核兵器廃棄の前提

米朝首脳会談に時間的余裕ができたことは北朝鮮の交渉に有利になると思われていたが、北朝鮮は演習を口実に突然、南北首脳会談を一方的にキャンセルするなど核兵器の完全廃棄に抵抗する構えをみせている。

17.05.2018

Updated 20.05.2018 12:00 JST

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組織改編に追い込まれたテスラ社

テスラのイーロン・マスクCEOは、生産遅れに苦しむテスラ社がモデル3の生産をスピードアップするために組織再編を行うことを発表した(AFP)。従業員33,000人(2017年度)を抱えるテスラ社は、社内コミュニケーションの改善、外注先の見直し、新規雇用や指揮系統の改革を含む大規模な組織改革を計画している。

16.05.2018

Updated 20.05.2018 11:22 JST

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新政権発足で反EU色を強めるイタリア

3月のイタリア総選挙で反EUEUに懐疑的な立場をとる振興政党が勝利してから2カ月以上の政治空白がつづいている。当初から両党の間で隔たりがあり、フォルツァ・イタリアを率いるベルルスコーニ氏が連立の障害となっていた。ここに来てベルルスコーニ氏の了承と五つ星運動の歩み寄りで、中道右派連合と五つ星運動は13日に連立合意に達し、今週中にも新政権が発足する可能性が高まっている。

15.05.2018

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外国人指紋データ収集を義務化した中国

中国の国際空港で入国時に指紋データが義務付けられた。施行は430日で、14歳から70歳までの外国人に対して入国時に指紋データが収集される。収集は空港のパスポートコントロール手前に設置してある外国語に対応した自動読み取り機が行う。

14.05.2018

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米国核合意離脱で急展開するシリア情勢

5月10日、イスラエルのネタニヤフ首相が、ロシアから帰国、イスラエル国防軍(IDF)は、シリア領内にあるイラン部隊の軍事拠点とヒズボラ武装組織の拠点数10カ所を空爆した。イラン軍インフラに大打撃を与えた。

10.05.2018

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イラン核合意問題の真相 Part 1

イラン核合意に関しては当初から不明な点が多く問題視されていた。中でも、ウラン濃縮活動の制限期間が10~15年で終了すること、弾道ミサイル開発やテロ組織への支援を断念することが合意に含まれていないことが問題である。しかし、最大の問題点は合意から4カ月後の11月に、オバマ政権下の国務省が、イラン核合意は法的拘束のない、イランを含め参加国代表の署名がない合意書で、政治的コミットメントにすぎないことを認めたことである。

09.05.2018

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米国を去る退職者たち~No Country for Old Men

米国の退職者は海外移住すれば月に2000ドル(約24万円)以下で快適に生活できる時代になった。人気の移住先はエクアドル、パナマ、メキシコ、マレーシアで、これらの国の税制ではその国で収入が無い場合、課税されない。米国国務省によると、870万人のアメリカ人が海外に住んでおり、今後10年間でさらに増加すると予測されている。

08.05.2018

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中国のレーザー攻撃で緊張が高まるジブチ基地周辺

東アフリカのジブチにある米軍基地キャンプ・レモニエで米空軍の輸送機C130が着陸する際に、外部からの軍用レーザー光線で照射され、パイロット2名が目に軽傷を負った。米軍基地からわずか数キロメートル離れた中国海軍基地から照射されたことを確認したことを米国務総省は5月3日発表した。

07.05.2018

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トランプ大統領が在韓米軍撤退を検討する理由

トランプ大統領は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日(キム・ジョンイル)総書記との会談を準備する際に、国防総省に駐留米軍の削減を選択肢として検討するよう求めた。現在韓国には約2万8000人の兵士が朝鮮半島に駐留しているが、この削減案計画が全面的または部分的な米軍撤退となるかどうか不明である。

06.05.2018

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バッテリーを100倍長持ちさせるハニカムラテイス磁性材料

ダイオードは通常、一定のバイアス方向に沿って電流が流れ、電圧が逆転すると電流は停止する。このスイッチングプロセスが、消費電力を消耗し、バッテリ寿命に影響している。ミズーリ大学の研究グループは、これらの問題を解決できる可能性のあるデバイス材料としてハニカム構造の磁性材料を開発した(Summers et al., Advanced Electronic Mat. Online Mar. 13, 2018)。

18.05.2018

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空中炭素固定よる液体燃料製造に新展開

光合成では太陽エネルギーが植物の葉に当たると、それは葉緑素中の電子を励起し、励起された電子は最終的にCO2と水をグルコースに変換する。この化学反応では多電子反応が鍵となる。イリノイ大学の研究チームは、1電子反応よりもエネルギー効率が悪いとされボトルネックとなっていた2電子化学反応を促進する触媒を開発した。

16.05.2018

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単原子触媒設計の一般則

電気化学反応のための高活性単一原子触媒の開発は、水素製造を基盤とする将来の再生可能エネルギー技術の鍵である。ネブラスカ大学と中国の国際研究チームは、研究チームは酸素還元、酸素発生および水素発生反応に対するグラフェンベースの単原子触媒の活性を評価する非経験的デザインルールを提案した(Xu et al. Nature Catalysts 1, 339, 2018)。

15.05.2018

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癌細胞の暴走を引き起こすクラスリン被覆ピット

癌細胞の外側にあるシグナル受容体には免疫系や細胞組織などのシグナルが殺到する。これらのシグナルがどのように癌に影響を与えるかはよくわかっていなかったが、ミシガン大学の研究チームは、これらのシグナルが細胞に入り込み癌細胞の成長暴走に関係することを明らかにした(Rosselli-Murai et al., J. of Cell Science online Apr. 2018)。

14.05.2018

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合成オピオイドが脳に与える影響

合成オピオイドと天然のオピオイドの両方が神経細胞表面のオピオイド受容体に結合して活性化する。これまでは両方のタイプの分子が同じ細胞系を標的としていると考えられてきたが、しかし新しい研究で活性化細胞内受容体の位置が天然オピオイドと合成オピオイドとで異なることがわかった。

11.05.2018

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地震で倒れないピサの斜塔の謎が解明される

ピサの斜塔はイタリア観光の名所として知られる。訪れる多くの観光客は片手で斜塔を支えるポーズでトリック写真をとって行く。しかし何故、ピサの斜塔は、中世以来この地域に起きた強い地震でも生き残ったのかは謎に包まれていた。この度ブリストル大学の地震工学と地盤の専門家を含む16人の建築工学研究グループがその解明に挑んだ。

10.05.2018

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人工光合成ダイオードによる水素製造の将来性

水素は最もクリーンな燃料であり、唯一の排出物は水だけである。しかし、水素の製造は大量のエネルギーを必要とするため、環境に優しいわけではない。従来の製造方法は、天然ガスまたは電力を必要とする。ミシガン大学の研究チームは太陽エネルギーで水分解を行う新しい人工光合成デバイスを開発した(Chowdhury et al., Nature Comm. 9:1707, 2018)。

07.05.2018

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キラウエア火山でM6.9地震

活発していたキラウエア火山だがそれを裏付けるように、44日午後1233分にM6.9の火山性地震が、キラウエア火山の南側に発生した。この地震は1975年のM7.1の地震以来最大となる。一方、キラウエア火山から流れ出す溶岩流が住宅地域を襲い、パホアの町の近くにあるライラニ県の地区などが危険にさらされたため、一部地域の避難指示が出された。

05.05.2018

Updated: 08.05.2018 15:00

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セメントのクリープ現象の微視的メカニズム

米国の公共建築学会の調べでは2025年までに必要なインフラ整備には45兆ドルと見積もられている。金属材料の疲労破壊を最小限に抑える技術で寿命を延ばすとともに安全性が担保できる。カリフォルニア大学(アーバイン校)の研究チームは材料設計の段階で疲労破壊を避けることを目的として、新しいシミュレーション技術を開発した(Marshedifard et al., Nature Comm. 9: 1785, 2018)。

05.05.2018

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否定しきれない地球磁場反転

地球の磁場は、地球の対流液体鉄の外側コアに起因するが極点の移動速度が近年加速していることから、これが磁場逆転の前兆と捉える説が浮上した。地球磁場は有害な太陽放射から地球表面を保護しており、これは地球上の生命が維持されるために、不可欠な存在であるため、磁場逆転に伴う磁場変化は地球に深刻な影響を与えるため、磁場逆転の恐怖を誘うこととなった。

02.05.2018

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T  R  U  T  H  in trends

トレンドの裏側にある真実 

ロシア元2重スパイ暗殺未遂事件の真相  Part 1

 

VXガスの5~8倍の毒性をもつとされる旧ソ連軍が開発した神経剤「ノビチョク(Novichok)」でロシア元2重スパイのセルゲイ・スクリパリ氏と娘のユリア・スクリパリさんが襲われてから1カ月となる。セルゲイ・スクリパリ氏の状態は重体だが安定、ユリアさんは重体の状態を脱して急速な回復を遂げていると報道されている。


TECHNOLOGY with IMPACT

 社会を変える注目技術

セメントのクリープ現象の微視的メカニズム

 

米国の公共建築学会の調べでは2025年までに必要なインフラ整備には45兆ドルと見積もられている。金属材料の疲労破壊を最小限に抑える技術で寿命を延ばすとともに安全性が担保できる。カリフォルニア大学(アーバイン校)の研究チームは材料設計の段階で疲労破壊を避けることを目的として、新しいシミュレーション技術を開発した(Marshedifard et al., Nature Comm. 9: 1785, 2018)。


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