中国国内線はボーデイングまで気を緩めるな

日本から上海への便数は最近急に増えた。羽田と成田を合わせれば、同日に上海の2つの空港に着く便の組み合わせに選択肢が広がる。

 

筆者の場合は上海から新幹線で3時間以上、内陸に入るので上海から先が旅の快適性に大きく影響を持つことになる。ホストが手配してくれている新幹線のチケットに自分の名前が記入してあるとうれしくなる。空港から上海からタクシーで上海駅まで送ってくれるのも助かるので悪く書けないのだが、いつも旅で何かが起きる。上海の2つの空港とも国際線と国内線が乗りいれる国際空港であるが、国際線は浦東空港(PVG)が圧倒的に多い。

 

PVGから新幹線の上海駅にはタクシーで小一時間かかる。(どこかの国のふたつある国際空港と状況は似ている)上海へはリニアで高速移動という手もあるのだが、辺鄙な場所に放り出されるので2度ほど試してからは乗りたくなくなった。

 

 

PVGから上海駅への移動

タクシーのマリオカートのような運転にはいつもハラハラするがその割には事故を起こさない。今回はPVGから中国東方航空(China Eastern)の国内線でいくことになった。目的地は中国で最も発展している都市といわれるHeFei、昨年新しく空港ができたばかりである。

 

PVGは一階が到着ターミナル、中二階をはさんで3階が出発ターミナルなので国際線のバゲッジを受け取ったら3階に向かう。チェックインするとチケットにはゲート200とある。ふーん、3桁のゲート番号なんてここくらいだ、なんて思いながらゲートに移動する。

 

 

いつのまにか変更になっていたゲート

ゲートは200番台の4つのゲートが共有している。ボーデイングまで2時間あるが、まだいい方で上海空港で4-5時間待ちはざらである。ボーデイング時間が近ずいた頃、表示に自分のフライトが消えていることに気づく。カウンターで問い合わせると200が3に変更になったという。

 

200から3への移動は結構な距離で、ゲートについてちらっとその先をみれば機体がない。時計は出発時刻をさしている。移動に時間がかかったせいでフライトをのがしたと思って、念のためきいてみると、ゲートはまだ開いてさえいないという。これから開くという言葉を頭の中で機体の到着が遅れていると翻訳するまで少し時間がかかった。

 

 

機材の遅れで間に合う

出発が遅れたりゲート変更があればアナウンスすべきなのだが、ついに遅れたという言葉はきくことができなかった。ふと窓の外をみるといつのまにかA320-300が到着して、バゲッジと食料を積み込んでいた。

 

結局、遅れたことで乗り遅れなかったのだから遅れた機体に感謝しなくてはならないだろうが、そんなことをいちいち気にしていたらこの国では生きていけない。中国国内線ではボーデイングまで気をぬくな、ということのようだ。