駐車格差はどの国にもあるものだが、欧州で1,2位を争うのはやっぱりローマではないだろうか。友人の車の縦列駐車は上の写真のような感じである。この場合でも落ち着いてスペースは充分あるなどといってのける。
縦列駐車は嫌いではないができれば、通りの向こう側にあるような斜めスペースに頭から突っ込んで駐車するアメリカ式がいい。
この格差は何だ、と思いつつ一度入ったのだがら切り返しを重ねればでれるよね、といながら現場を立ち去る。
日本ではバンパーに傷をつければ犯罪行為だというと、笑っていわれた。「何のためのバンパーなのか知ってる?バンパーは押しのけるためのものなんだ」だって。
そういえば街の中で駐車格差の底辺がほとんど。テルミニに迎えに来てくれる時に駐車するのはいつもはるか先。
ついでにいえばイタリアではレンタカーを駐車して離れるのは自殺行為である。前にかいたようにミラノ駅前のジェラートやの側に駐車した我々は車上荒らし(といっても鍵を華麗に開けるので車上荒らしというよりマジックだが)で持ち物を全て奪われた。
それとローマではガソリンスタンドが少ないので注意しておく必要がある。しかしなんといっても驚異はストリートスタンドである。
車が止まるまで何の変哲も無い歩道。車が止まるとどこからともなく従業員が現れて給油がが始る。
終わればまたどこかに消え去る。ガソリンスタンドの地下にはガソリンタンクがあるはずだ、といっても普通の通りと区別がつかない。第一どうやってストリートスタンドをみつけるのかわからない。
どの国にも秘密のケンミンの文化があるのだ。そおっとしておくことにしよう。
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