究極の自爆テローエアーアジア機墜落事件の真相

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 上の写真は行方不明の後、墜落が確定したエアーアジア機と同じエアバスA320のコックピットである。機長と副操縦士の2名が操縦する。以前は 機関士1名の3名構成のクルーだったが現在では、自動化が進み簡素化され2名体制となっている。

 

 写真では隠されているがエアバスA320には一般的な操縦桿がない。左と右の脇にそれぞれ1個づつジョイステイックのような操縦ステイックがあるだけだ。Boeing系の機体と大きく異なるのはこの点である。前方には引き出し式のキーボードがあり、まるでゲーム好きのPCオタクのような感じである。

 

 このことは片手で機体を動かすことができるメリットがあるが、右側の席には右利き、左は左利きであるかのような設計である。好みの分かれ装備だがひとつの欠点は体に隠れて、互いがどういう操作をしているか、目視できないことだ。

 

 

 このことで一方が誤った操縦をしようとしても、もう一人は気付くことができないか、気付くのが遅くなる。有名なエールフランス航空の447便事故では計器の異常によってパニック状態に陥った経験の浅いパイロットがあり得ない操縦をしていたが、横にいても気がつかなかったことが致命的な結果となった。

 

 

 さてエアーアジアの墜落事故であるが、進展があった。ブラックボックスの音声記録が公開され、それによると機長が最後に発した言葉は、"Allahu Akbar"だった。(Dailymail, Wed., 14/01/2015)。

 

 

 911の映画"United 93"でも、テロリストが携帯ミサイルで離陸直後の旅客機を撃ち落とした際にも、最近ではフランスの新聞社襲撃においても、感極まって叫ぶ言葉である。

 

 ヒステリックに声が裏側ってこの言葉を叫んだとき人間喪失となる。今回の事件では航路の変更や越えることができないに決まっている積乱雲を避けるとして上昇し、その後に急降下した理由は、究極の自爆テロだった。

 

 

 これからエアラインは搭乗する機長にこの言葉が刻まれた「踏み絵」を踏ませてから、搭乗させるべきだろう。テロリストにはそれなりの手段で対抗しなければならない。