ウクライナで50名が謎のウイルスで死亡

28.01.2016

Photo: uklaine today

 

201512月ごろから東ウクライナの軍関係者が奇妙な新種ウイルスに感染したという報告が始まった。今日に至るまで真相は不明だが西側の主要メデイアは報道しなかったが、親ロシアの情報筋によるとウイルスは米軍起源のものだとしている。

 

「カリフォルニア風邪」(注1)病原菌と似たこのウイルスはこれまでに感染した200名が入院し、そのうち20名が死亡した。感染すると高熱を発症し治療薬が効かずに重症の場合2日以内で死亡する。

 

(注1A型インフルエンザの亜型の一つH3N2亜型ウイルス。カリフォルニアでベトナムからの帰還兵に感染した。2009年にも流行したが2014年に大規模な流行が報告されている

 

 

Source: thedailysheeple

 

親ロシア軍副指令官によればKharkovの近くにある米軍の研究所で作られたウイルスが研究所から外部に持ち出されたという。その結果、ウクライナ東部の街Kramatorskの市民が犠牲になった。

 

もし”Uklaina Flue”と呼ばれるこのウイルス感染が広がり続ければ死亡率が1%となり、1918年に猛威を振るったスペイン風邪の半分の死亡率となる。これは一般的な風邪の死亡率よりはるかに高い数字である。

 

ウクライナ健康省大臣Alexsandr Kvitashviili119日にウイルス感染による死亡者数が51名となったことを認めた。死亡者の多くは手当の遅れによるものでウクライナの数カ所では

大流行とされる境界の状態である。先週からウクライナ当局は検疫を始めたことで騒動に発展し、半数の学校は感染を防ぐため休校となった。