エルサレム首都承認を巡るパレスチナ暴動

09.12.2017

Photo: timesofisrael

 

 12月7日のハマス指導者ハニエ氏の呼びかけ「インテイファーダ(蜂起)」に呼応してパレスチナ自治区の暴動が勃発した。ハニエ氏は12月8日は民衆に一斉に蜂起するようテレビ演説で呼びかけ、ハマスのテロリストにも活動強化を促した。

 

 パレスチナ自治区はパレスチナ人の若者を暴動に参加させるように学校を休校ととした。これに対してイスラエル国防軍はパレスチナ人の暴動を押さえ込むジュデイア・サマリア地方に派兵した。エルサレム旧市街のダマスカス門近くでもでも暴動が起きている。

 

 イスラエルはトランプ大統領のイエルサレム首都宣言に対応して事前に、パレスチナ人の反対行動を予測して、暴動に備えていたが、実際に暴動が起きた現在、その規模と影響力の分析に忙しく鎮圧化の見通しは立っていない。

 

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