さりげない配慮は素晴らしい


























 ホテルの部屋に入るとポットとカップを探す癖のある私。

これまでのホテルでは高級すぎると使いにくいカップや、何かしら気がめいる機材となり、フルーツの盛り合わせがあるのはいいのだが、少々おおげさで落ち着かない。


 一方、安っぽいホテルでは申し合わせたようにT-falのポットがあるだけで寂しい。では中間はどうかといえばどうしようもなく不味い珈琲マシンにうんざいりする。


 そんな中で私が最も気に入っているのは、ここコペンハーゲンの空港に隣接したヒルトンである。


 部屋にあるポットもカップも希望にぴったり。カップは軽くて使い易い。炭酸入りとなしのミネラルウオーターにチョコレートバー。珈琲はネスカフェだがこれで私には十分だ。


 ついでに冷蔵庫もチェック。これも合格。このホテルは内装もモダン北欧超で申し分ないし、スエーデン行きの玄関口としてコペンハーゲンを選んだのは正解だった。


 もうひとつこのホテルで気に入っているのはオットマン付きのプライベートソファ。これが足をのばすと実に気持ちがいい。


 そこで考えさせられた。過剰なサービスや家具はいらない。機能を追求してさりげないものにして欲しい。


 関連することだが機内の食事サービスには時々うんざりすることがある。何故機内で運動できないのに余分なお金を払わされてステーキを食べなきゃならないのか。


 ステーキは食べたい時に食べたいスタイル(グリル)で食べたい私にはひたすら苦痛である。しかし北欧系エアラインは軽めのオードブル中心でなかなか胃に優しい。


 こうして考えてみると軽い食事、さりげないサービス、しかし機能充実、こんなコンセプトが求められているような気になった。