イースターで春を迎える

 

 欧米ではイースターが春の訪れを確信するときである。3月22日から4月25日の間の日曜日でなくてはならない。国や地方によって差はあるがこの期間は気候もゆるみ人々が長い冬から解放されて喜びをかみしめる。

 

 米国では大人も子供もイースターエッグやローカルイベントが楽しみである。一方、欧州、特にイタリアでは仮装パレードが大人気。

 

 ここローマ大学でもそれぞれ考え抜いた衣装で構内に出没するので大騒ぎになる。写真はだいぶ昔に訪れたときのもので、美人女子学生の魔女とテロリスト?カップルの衣装が人気だった。

 

 魔女は明らかにテロリストカップルの人気にあきれ顔である。

 

 いまこの衣装はあり得なかっただろうが、当時は許されたしイスラム系の留学生や怪しげな学生は構内にいくらでもいた。

 

 学生達は仮装のまま一日を過ごすのでたぶん教室もこの日ばかりは、テロリストや魔女、その他なんでもありの、状態だった。

 

 イースターが終わると夏は6月と早いので正味5月が授業や仕事にせいがでる期間である。4-5月が気候的には観光のお勧め期間だが5月終わりはもうかなり暑い。私的には3月末が一番好きだ。

 

 イースターに合わせて訪れてみるのも楽しい。