恒例のスーパーボルのキックオフまであと1時間を切った。毎年この時期になるとそわそわする人が多くなる。両リーグの覇者のチーム全員やアメフトファンだけではない。
スーパーボウルにビジネスチャンスを求める会社とそこに働く人々にとっては文字通り生活がかかっているのである。
世界中に放送されるため各国から駆けつけたスポーツ記者たちとそれを支える機材とスタッフ。
スタジアムの周りには衛星中継アンテナを備えた放送車がずらりと並ぶ。そういえばアメフトの試合の盛り上がり方が、プレイオフに向けて一段と熱気を帯びる。プレイオフにでられなければチームにとっての1年はそこで終わる。
私の応援するCowboysは栄光の時代から久しく遠ざかっているので、逆にクールにみれるが、今年はふたつの心配な問題があある。
ひとつは会場のあるアリゾナ州グレンデールのはしか感染のアウトブレーク。これはCDCもパンデミックになることを警戒している。感染力がハンパではないからだ。
次にISISが標的となることを予告しているアメリカ。当局はこのためメガモールでテロが起こったことを想定して大規模な対テロ演習を行なったほどである。
映画ではスタジアムに爆弾をしかけるシーンが多数あるように、通常はあり得ないほど人が密集するスタジアムは格好の標的なのである。
今年の対戦はニューイングランドペイトリオッツとシアトルシーホークス。ペイトリオッツとは標的になりやすい名前だが、何もないことを願いたい。
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