クラチャウダーはクリーム派とトマト派があって互いに譲らない。だがどちら側の人間であってもFisherman's Wahrfの店で食すれば笑顔がこぼれる。
サンフランシスコ名物のFisherman's Warfには魚市場、魚料理のレストランの境目にあたる屋台の店が連なり、賑わっている。
魚を豪快に投げ合うシアトルは荒っぽい漁師そのものだが、こちらは洗練されていて見て楽しむ、より食べて楽しむ場所である。
海の匂いのするシュリンプカクテルをオードブルにして、次はサワードウをくりぬいて具がたっぷり入ったクラムチャウダーでお腹いっぱいになる。
もちろんここのクラムチャウダーはボストン流のクリームソースだが、誰もが満足してニコニコ顏になる。
ボードウオークは夕方、結構体が夏でも冷え込むので、アツアツのクラムチャウダーはもってこいである。
美味しい料理を高級レストランで味わうのもよいが、こういうところで新鮮な魚介類をふんだんに入れたクラムチャウダーにアメリカの食文化の良い面?とかつての古き良き時代がオーバーラップする。
Fisherman's Warf近くにはホテルも多いが中心のユニオンスクエアからも歩いてこられる便利なロケーションなのも人気の理由だろう。
お腹がいっぱいになったら海岸に沿って橋を目指して歩いていくとアルカトラズ行きのフェリーターミナルがみえてくる。
ここには美味しい珈琲ショップがあるので立ち寄ってみたい。またチーズやワインの店もあって買って帰れば、ホテルライフがアップグレードできる。
満足したらホテルまで歩きが心地よいが、カーデイガンを忘れずに。
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