空港で快適に過ごす Part2-Paris
























 写真の出発ターミナルはおしゃれなパリのシャルルドゴール空港で、ここにはよほど気をつけないと、とんでもない高い旅行となるトラップが階下に潜んでいるのだ。


 パリでショッピングを満喫できるビジネスマンはそうはいないから、誰しも買いそびれたパリらしい、というか有名ブランドの小物を買って帰路につきたい。それには階下のモールが値札を除けば便利この上ないのだが。


 ここに入り込んだらイスタンブールのグランバザールで絨毯を買わされるよりはるかに高い旅行となるかもしれないが、階下に行くのをためらえば後悔する。


 シャルルドゴール空港はヒースローに次いで欧州第2の空港であることで規模がわかるだろう。ターミナルは第1から第3までの3つが、ダラス空港のように対面して並んでいる。


 それらを移動して乗り継ぎをする際には、欧州路線の第2ターミナルの建物A, B, C, Dと新しくできたG、国際線のE(上の写真)、Fの間を移動しなければならない。これが手荷物が多いと苦痛なのでこの空港で乗り換える際には、なるべくバゲッジチェックした方がいい。A, B, C...と移動するだけでも結構な時間がかかる。


 ターミナル間は相当に離れていて下の地図にあるように、TGVにすぐ乗れるのは第2ターミナルである。国際空港の地下から高速鉄道に乗れる便利さを知ると、羽田に着いたら側線をつくってでも新幹線に乗れたらどんなにいいだろうな、とつくづく思う。


 気をつけないといけないのはフランスが手配したエアフランス航空券ですら接続の便によってはパリ市内をまたいでオルリー空港へ移動しなくてはならないことがある。


 パリを通って南下してリヨンやストラスブルグに行く際には地下のTGV駅が超便利である。パリ市内までは地下鉄とは名ばかりで地上を行く地下鉄があるが、市内で空港行きを探すのは結構な時間がかかる。地下鉄も第2ターミナルに着く。すべてが第2ターミナル中心につくられた感が強い。


 この空港には空港ロビーから専用ゲートでチェックインできるシェラトンがある。パリで時間を過ごす余裕がない場合には第2ターミナルだけですむシェラトンシャルルドゴールが快適である。


 空港内とは思えない静かさに驚くほどである。飛行機好きなら空港ホテルは格好の前線基地であり、機材だけ持てばシャッターチャンスに恵まれる。ホテルとしてはアメリカンスタンダードでこれといって特徴はない。個人的にはふかふかの低反撥ベッドは好きになれないが、シャワーとか欧州の水量の少なさに不満がある人にとってはほっとする水量である。


 国際空港のなかでもJFKとシャルルドゴール空港のふたつは、アフリカ系の黒人達が民族衣装で闊歩していて華やかだ。People-watchingも楽しいし、出発ロビーのモールはなかなか良い品物が(それなりの値段で)手に入る。