空港で快適に過ごす Part1-Dallas

  

 12時間オーバーの飛行機の旅を終えて海外の空港に着くと、シャワーをとりたい人は私だけではないと思う。ラウンジやシャワーサービスのみという手もあるにはあるが、シャワーの後はすぐにベッドへ直行というひと向きではない。そこで空港内にあっても静かで快適mに過ごせるホテルを探すことになるが、空港ホテルはレベルが低い、騒音はいやだと思って市内に移動する人がほとんどではあるが。

 

 今回から連載で主要な空港内にあるホテルを紹介したい。すでにマイランキング1位のコペンハーゲンヒルトンについてはかいた。今回はダラス空港である。正確にはフォートワースと共有するダラス国際空港はアメリカン航空のハブで、全米各地へここを拠点に乗り入れるには非常に便利である。ちなみにマイアミへはコンチネンタル航空の直行便があるが、筆者はダラス経由の方が好きだ。

 

 ダラス空港は発着数で世界第3位である巨大空港であるが、敷地はだだっ広いの一語だが、空港内の混雑度は半端ではない。こんなにアメリカ人同士が接近するのはそれほどないだろうと思うほどの混雑で、カフェやレストランは満員である。

 

 この空港にはグランドハイアットが到着ロビーからすぐチェックインできる。専用エレベーターで大混雑のロビーを尻目にチェックインすれば、静かな部屋に直行できる。

 

 部屋の窓から外の景色をみると管制塔とダラスの特徴である(駐車場へつながる)高速からのループが目に入る。

 

 グランドハイアットはハイアットリージェンシーがリゾートや繁華街で運営する系列で、国内の大都市にも進出し、東京では六本木(麻布十番)にオープンし高級レストランを擁することで注目を集めている。

 

 ここダラス空港のはそういったたぐいのものではなく、インテリアやサービスはシェラトンライクで気兼ねなく泊まれる。

 

 そうはいってもダラス空港に宿泊する意味は何か、といえば米国内に乗り継ぎで移動する場合に、工夫次第では最終到着地に午前中に(時差をなくして)国内便ではいることができる、ことにつきる。市内に往復移動するなら絶対ここに泊まる方が便利なのでお勧めする次第だが、この空港では残念だがショッピングには期待しないで欲しい。

 

 しいていえば、大きい方の売店にあるTexus BBQソースがおすすめだし、ぶらぶらしていると下の写真のように意外な発見がある。iPOD自動販売機。電子機器がコモデテイ化したことを実感するとともに、お菓子を買うような感覚になる。

 

 そういえばこの空港には有料のインターネット接続デバイスがいち早く置かれてビジネスマンが張り付いていた。