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綴りが頭に残らないアッシジ(Assisi)はその中心のフランチェスコ聖堂が世界遺産に登録されたキリスト教徒巡礼の古都で、交通の便が悪いにもかかわらず大勢の観光客でにぎわっている。
手っ取り早いのはペルージャ空港から直接、車だが多くの人は(特に欧州の人は)ローマから列車で北に向かいサッカーで有名なペルージャ駅からバスに乗る。
聖堂とそれを取り囲むように高台に建てられた建物は乾燥した気候のせいか、保存が良く観光客と(巡礼者)は、思い思いにタイムスリップを楽しんでいる。
イタリア中南部の夏は6月に始まり夏場の暑さは表現しがたい。ローマやナポリの暑さは日本に似ているが、ここアッシジは乾燥していて気を許すと脱水症になるほどである。
観光客はそのためどこに行くにも飲料水を携帯する。写真の女性のサイズでちょうどよい。たぶんこの女性はツアーが終わるまでに飲みきるだろう。
アッシジ市内を(脱水症気味に)歩き回ると住民の家が並ぶ集落をみつけることができる。中世から抜け出たような古い家々の連なる集落はフラツィオーネと呼ばれる。
聖堂の周辺には宗教グッズの店が並びどうやら宗教ビジネスがさかんのようである。下の写真の聖徒たちは心なしか寂しそうである。
ローマからミラノやフイレンツェに列車で移動するときにはペルージャで下車すればこの地をみることができる。しかし脱水症にはくれぐれもご注意を。
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