イスラエルのワクチン接種後の有害事象や副作用状況

2021/5/13

 

 2020年12月から始まったイスラエルのSARS-CoV-2ワクチンは、国民ワクチン接種の成功事例としてグローバル・モデルと評価されている。しかし、国をあげてのワクチン接種プロジェットが始まると同時に、政府はワクチンに関する問題を把握するシステム、ワクチン接種後の有害事象や副作用の報告を受ける追跡調査システムを全て停止したのである。

 5月11日時点で、50歳以上の90%は2回の接種を受けており、人口920万人の60%が1回、56%が2回の接種をうけている。数ヶ月後には、12
15歳60万人のワクチン接種が始まる予定である。

 ワクチンに関する情報が一切公表されないなか、国民の健康を危惧する市民団体、イスラエル市民委員会(The Israeli People's Committee)が結成された。医師、免疫病学者、心理学者、科学者、研究者、経済学者や弁護士で形成されたこの団体は、イスラエルの保健省と中央統計局の公式発表の他、SNSや直接寄せられた被害報告を追跡している。

 

イスラエルのワクチン接種後の有害事象や副作用状況
 イスラエル市民委員会が4月に発表したワクチン接種後の有害事象や副作用報告書によると、

  • 288件の死亡報告を受けた。(90%はワクチン接種から10日以内)

     

  • イスラエル中央統計局のデータによると、2021年1~2月の間の死亡者は前年度同月比で22%の増加、過去10年間でも最も高い死亡率であった。

     

  • 20~29歳の年齢グループでは死亡者は前年度同月比では32%の増加であった。

     

  • イスラエル中央統計局と保健省のデータによると、ワクチン接種を受けた人の推定死亡率は、5,000人に1人(20~49歳では13,000人に1人、50~69歳では6,000人に1人、70歳以上では1,600人に1人)。このアセスメントによれば、ワクチン接種関連の死亡者数は現在1,0001,100人と推定できる。

     

  • 1日当たりのワクチン接種人数と1日当たりの死亡者数には高い相関関係がある。

     

  • 1回目より2回目後の死亡リスクが高い。

     

  • これまで2,066件の有害事象や副作用の報告を受け、増加している。人体のほとんど全ての体組織に損傷を受けている。

     

  • 米 VAERSや欧州の EndoraVigilanceで報告されている有害事象や副作用と同様の報告がある。

     

  • 比較的高い件数の心臓疾患が報告され、そのうち26%は40歳以下の年齢層で、最も多かったのが心節炎と心膜炎であった。

     

  • 大量膣出血、神経障害、骨や皮膚の損傷が多い。

     

  • 非常に高い件数の血栓症が報告されている。

     

  • 病院やクリニックによる有害事象や副作用の報告は非常に低い。そのため、数千件の報告されていない有害事象や副作用がある可能性が高い。

     

 一つのワクチンでこれほど多くの死亡、有害事象や副作用が起きているワクチンはない。このことが問題視されないことが問題である。

 

 

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